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暑すぎる夏の人気商品

2026/03/02

暑すぎる夏の人気商品

3月に入り春の陽気…と言いたいところでしたが、先日すでに名古屋の最高気温は20℃を超えており(熊本では25℃だったそうです!)今年の夏も暑くなることを予感させています。

夏の暑さと言えば、食品業界では一般的に35℃(猛暑日)を超えるとアイスクリームよりもかき氷の方がよく売れるようになると言われており、実際に猛暑日が過去最多だった昨年は弊社もかき氷系の商材についてかなりのお問い合わせを頂きました。

そんな中、新たな『冷活』スイーツとしてかき氷に勝るとも劣らない勢いでお問い合わせを頂いているのが今回紹介する「凍らせるゼリー」「凍らせるシロップ」です。

これは常温状態ではゼリーやシロップとして、冷凍状態ではひとくちアイスとしても楽しめるというまさに二刀流の商品で、一口で体温を下げられる点や普段は常温で保管して必要な分だけ短時間で冷凍できる手軽さから人気を博しています。去年の夏には弊社も含め各社から様々な商品が投入されました。

これらの商品の秘訣はズバリ甘さです。砂糖水は濃ければ濃いほど凍りにくくなることをご存じの方も多いかと思いますが、この仕組みを利用すれば-20℃の冷凍庫内でも「凍りすぎない」状態を作り出すことが可能です。さらにそこにもっちりした食感を出す増粘剤を添加すれば、-20℃でも果汁感と果肉感が維持されたアイスにすることもできます。

また逆に糖分を減らしてしっかり固まるようにすればアイスキャンディーのような固さにすることもできます。ただし今回の「凍らせるゼリー」や「凍らせるシロップ」は常温でも保管できるという点が重要なので、味が薄すぎれば今度は日持ちが心配です。そこで容器に充填した後に加熱して内部を殺菌したり、微生物の繁殖防止を目的に酸味を添加したりすることが重要になります。

こうした特性を利用しながら、昨年はお客様の要望に合わせて様々な商品を開発することができました。

が、ただ一つ手を出せなかったジャンルがあります。
それが「アイススラリー」です。大手飲料メーカーなどが出している商品でこの名前を見かけた方も多かったのではないでしょうか。

「アイススラリー」とは、流動性のある氷の粒でできた飲料を意味します。でも氷が流動するとはどういうことでしょうか?例えばコップ一杯の水をそのまま氷にしても流動しません。これはコップ全体で氷が一つの塊になっているからです。でもこれがロックアイス、製氷皿の氷…とだんだん塊ひとつひとつが細かくなっていけば流合性が向上していくのを想像できるかと思います。そしてこの氷を砂粒ほどに細かくすれば半ば液状の流動性を持ち、凍ったまま飲むことさえできるようになります。これがアイススラリーです。2010年頃、スポーツの世界で深部体温を効率的に下げる方法として考案されました。そして近年は夏があまりにも暑すぎるため、これが熱中症対策として一般生活でも注目されるに至ったというわけです。

アイススラリーは通常、スポーツドリンクなどの冷蔵品と冷凍品を1:1.5~3程度で混合してミキサーにかけるなどして手作りされてきました。しかしこれを市販品に落とし込むには、ミキサー不要で冷凍庫から出して軽く揉んだだけですぐ食べられる状態にする必要があります。そこで氷を細かく砕くのではなく、逆転の発想で最初から小さい粒として凍らせることでこの問題を解決しています。
具体的には、先ほど紹介した「甘さ」によって凍らせすぎず、また増粘剤によって氷の粒の大きさをコントロールするという合わせ技をやっているわけです。

弊社は昨年の段階でまだこの特殊な増粘剤が手に入っていなかったのですが、その後各社がこうした増粘剤を多数売り出しているため今年はアイススラリーを利用した商品の開発ができるのではないかと期待しています。

そんな弊社のアイススラリー実用化の第1号になってみたいという方、またここまでに紹介したほかの夏向け商材が気になる方も是非お気軽にお問い合わせください。