6次化のあれこれ
2023/03/01
最近、少しずつ増えてきているお問い合わせが
6次化に関わるお話。
多く取れた分が出荷できずに余ってしまう、
B品が出てもったいない、といったご相談があります。
サンキョーヒカリでは野菜の加工はできませんが
協力してくれる会社さんがあるため、
生の野菜をいただいて、加工して原料とすることも可能です。
例えば玉葱。
とある名古屋の農家さんからご自身で作られている
玉葱をドレッシングにしたいとご依頼いただきました。
3L程度の大きな玉葱をご支給いただき、
協力会社さんで
「皮むき、上部と下部の切り取り、3mmのダイスカット」
を行い、
サンキョーヒカリでドレッシングに仕上げました。
とは言え、全ての野菜が加工できるわけでもありません。
過去に生姜のたれを製造しようとしたときには、
サイズの小さいものを多くご支給いただいたのですが
小さすぎて加工ができない、ということもありました。
どの野菜にも言えることだと、
小さすぎるものは加工が難しいということ、
野菜の色によって出来上がり品の色が変わることがあること
などの問題点もあります。
野菜の加工で多いのは
ダイスカットやすりおろしなどです。
製造工程上、液温を98℃まで上げることがほとんどですので、
生の食感は感じられませんが3mmや5mmダイスなどであれば具材感は得られます。
荒ずりやペースト状にすることも可能です。
人参のドレッシングはこんな感じに。
色や風味を考えると、
長く付けられても常温で180日の賞味期限となりますが
収穫後にも販売ができる商品があるということが
6次化の強みのひとつでもあります。
6次化を進めようと思ってもやり方がわからない、
そんな時はお気軽にお問い合わせください。
6次化液体調味料作成サービス
https://sankyohikari.co.jp/6jika/